モンステラは初心者におすすめ

はじめて観葉植物を家に買おうという方、このモンステラさんおすすめです。
- 観葉植物をはじめたいけど、お世話はめんどくさいなーと思ってる方
- 観葉植物をうまく使ってインテリアに緑を増やしていくぞ!ってやる気満々!世話好きな方
どちらの方も対応できます!
例えば、1ヶ月くらい放置しても、多分枯れないです。それくらい強いです。(植え替え後すぐはダメ)
逆に世話好きな人が注意した方が良いくらいです。(とくに水やり)
写真のモンステラは、家で一番の古株で、もう6年くらい経っているものです。6年経っているのに、そんなに大きくなってないです。どうして?って日影の部屋で放置してたから。それでも、枯れなかったですよ。たまーに気になったら2週間に一回くらい水をあげて、冬場とかは2ヶ月くらい放置したこともありました。もちろん大きくはならなかったけれど、枯れることはなかったです。
めんどくさい系の人は、いい感じの大きめモンステラを買ってきてたまに気になったら水をあげてください。以上です!これ以上読む必要はないです!
そんな方でも、トラブル(虫とか、病気とか)が嫌だと思う方はもう少しだけ読んでくださいね。
水やりのコツ

私は、観葉植物を買ってきた時に必ずやることがあります。なんでしょう?薬をまく?肥料をいれる?
いえいえ、それは、その植物の生まれた土地(原生地)を調べることです。
モンステラを調べると、
モンステラは、熱帯アメリカが原生地。原産地では、大木の幹に絡み付いているツル性植物。薄暗いジャングルに生息するため、直射日光を嫌う。反面、耐陰性は強く、比較的に暗い場所でも育つ。乾燥にも比較的強い。
wikipedia
とあるので、

熱帯アメリカのジャングル生まれで、結構湿度が高くて、大きな木の幹に絡みついてるということは、直射日光があまりあたらない場所で育ったんだなー。
って思います。

雨が降る時はスコールみたいにドバーって降って、そのあとはジメジメしてる感じかな。
水やりのコツは、これです。色々な植物があってその植物がどんな場所で生きてきたのか、その原生地に近い形で水やりをします。
モンステラですが、ここで注意して欲しいのは、大木に絡みついているって部分です。
家の中に温室があって、原生地のように大木に絡み付けて育てるんだ!自然樹形万歳!って人は、関係ないですが、普通は絡みつける大木なんてなくて、鉢に入ったモンステラを買って部屋の中で育てますよね?
大木に絡みついているってことは、土に含まれるほとんどの水はその大木が大半吸っています。ということは、モンステラが生えている土はそんなに多くの水分がない状態だと思います。
モンステラが生えている土が水があまりないという証拠があります。この写真を見てください。

これは、モンステラの気根で、空気中の水分を吸う根です。(節の下側からでてきます。)土からだけ水を吸うことができれば、こんなもの必要ないですよね。
水やりをする時はドバーって鉢の底から受け皿に、水が少し出るくらいに土全体にかけてください。鉢の受け皿に水を貯めるのはダメです。やりすぎたら受け皿の水は捨ててください。そして、毎日水をあげなくてもいいです。
じゃあ、いつ水をあげればいいの?って思いますよね。
おそらく買ってきた状態だと、湿っている時も乾いている時も同じ状態で黒くなるような観葉植物に適した土が入っていると思います。
これから、お伝えするコツを実践すると、水をあげるタイミング&虫の発生を予防できますよ!
水やり簡単!虫よけ!万能土を敷く
みなさん、赤玉土って知ってますか?
ホームセンターの園芸コーナーに行くと、「培養土」とか、「観葉植物の土」「薔薇の土」とか色んな土があると思います。そういった専用土によく含まれている、ベースになる土です。
赤玉土に関しては、別の記事で詳しく書く予定です。
この赤玉土の小粒を買ってください!小さいパッケージ(2ℓとか)だと数百円で買えます。
これを買ってきた鉢の土の表面に下の黒い土が見えなくなるまで、敷き詰める。
それだけです!それだけで以下の特典がついてきます!
- 水ぎれサイン
- ハダニなどの虫の発生を防ぐ
1つ目の特典は、水ぎれサインです。この画像をみてください。

これは、土が乾いてる状態の写真です。
それでは、もう1枚の写真を見てください。

わかりやすく、半分だけ水を入れてみました。
色が全然違いますよね。もともと入っている土だと、湿っている時も乾いてる時も、黒っぽくて触ってみないとわかりません。これだけで、土を見るだけで乾いているとわかるようになりました!
ただ、今の時期は(10月くらいから2月くらい。)空気が乾燥しているので、土の表面だけが乾燥しやすくなっています。
そこで、もうひとつの基準として、鉢の重さを覚えておく方法がよいと思います。
方法は、水をたっぷりあげたタイミングで鉢を持ってみます。その重さを覚えておいて、赤玉土の水ぎれサインが出た時に、鉢を持ってみて軽くなっていたら水をたっぷりあげます。(本当にすごく軽くなります。)
水ぎれサインが出ていても、鉢が軽くなっていなければ。まだ水をあげるのは早いです。
2つ目の特典は、室内であればこれだけで、よく室内で発生するハダニとかの虫もほぼ防げます。あえて薬を撒く必要はないと思います。
私もこの方法をする前は、虫が発生したこともありましたが、今はまったくないです。
この2つの効果以外にも、色が統一されるので、すっきりとした印象になってインテリアに溶け込みやすくなりますよ。
まとめ

今回は、初心者向けとしてモンステラを紹介しました。
肥料などは紹介していませんが、観葉植物は栄養を与えなくても明るい窓辺に置いておけば、しっかり育ちます。肥料を与えることによって、急速に大きくなりすぎることもないので、与えなくていいと思っています。(実際に、私はあげていません。)
赤玉土を使って土の表面を覆う方法(マルチングといいます。)は、他の観葉植物でも応用が効きます。ぜひ試してみてください。
葉っぱの形が特徴的なモンステラは、単体で置いても絵になるので、部屋のインテリアとしてみてもいい感じです。主張しすぎないというか、目立つけど優しい印象になりますね。
あなたの家にも採用してみてはいかがでしょうか?
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